こたつを選ぶ際には、どのヒーターを選択するかが重要なポイントとなります。
石英管ヒーターからフラットヒーターに買い替えましたので、両方使用してみてわかったそれぞれのデメリット・メリットと、電気代を比較してみます。
フラットヒーター
デメリット・・・暖まるまでに時間がかかる
メリット・・・熱すぎることなく快適に長時間使用できる
石英管ヒーター
デメリット・・・弱でも熱くなりすぎて長時間入っていられない
メリット・・・遠赤外線で芯まで暖まる。
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実際の使用感や電気代を徹底的に比較し、それぞれのメリット・デメリットを詳しく紹介します。
これからの寒い季節に向けて、どのヒーターが自分にとって最適なのか、ぜひ参考にしてください。
カーボンフラット、石英管、ハロゲンヒーターのデメリット・メリット
カーボンフラットヒーターのデメリット・メリット
デメリット
暖まりにくい: 他のヒーターに比べて暖まるまでに時間がかかるため、すぐに温まりたい方には不向きです。特に寒い日には、すぐに暖かさを感じられないことがあります。
暖かさの強さ: 人によってはフラットヒーターの暖かさが物足りないと感じることがあります。特に多人数で使用する場合、全体をしっかり暖めるのが難しいことがあります。
価格が高め: フラットヒーターを搭載したこたつは、一般的に他のタイプに比べて本体価格が高い傾向があります。
故障時の対応: フラットヒーターはヒーターユニットが取り外せない商品が多く、故障した際に修理や交換が難しい場合があります。
メリット
省エネ性: フラットヒーターは一般的に消費電力が低く、電気代を抑えることができます。例えば、強設定でも1時間あたり約4円程度の電気代で済むことが多いです。
薄型デザイン: ヒーターが薄いため、こたつ内部のスペースが広く、足を出し入れしやすいという利点があります。また、ヒーター部分が目立たないため、オフシーズンにはローテーブルとしても使用しやすいです。
低温やけどのリスク軽減: ヒーターが薄いため、足がぶつかりにくく、低温やけどのリスクが軽減されます。
石英管ヒーターのデメリット・メリット
デメリット
暖まるまでの時間がかかる: 他のヒーターに比べて、暖まるまでに時間がかかるため、すぐに暖まりたい方には不向きです。
衝撃に弱い: 石英管はガラス製であるため、衝撃に弱く、乱暴に扱うと割れる可能性があります。取り扱いには注意が必要です。
温度調整が難しい: 一度暖まると、温度を細かく調整するのが難しいため、過度に暖かくなりすぎることがあります。これが不快に感じる場合もあります。
メリット
じんわりとした暖かさ: 石英管ヒーターは遠赤外線を放出し、体の芯までじっくりと温めることができます。これにより、こたつから出た後も暖かさが持続しやすいです。
比較的リーズナブルな価格: 石英管ヒーターは一般的に価格が手頃で、コストパフォーマンスが良いとされています。初期投資を抑えたい方に向いています。
ハロゲンヒーターのデメリット・メリット
デメリット
電気代が高め: ハロゲンヒーターは消費電力が高く、長時間使用すると電気代がかさむことがあります。特に、強い設定で使用する場合は注意が必要です。
熱源が高温になる: ハロゲンヒーターは高温になるため、火傷の危険があります。特に小さなお子様やペットがいる家庭では注意が必要です。
メリット
速暖性: ハロゲンヒーターはスイッチを入れてからすぐに暖かくなるため、寒い日でもすぐに快適な温度になります。特に、急いで暖を取りたいときに非常に便利です。
直接的な暖かさ: ハロゲンヒーターは輻射熱を利用して直接的に暖めるため、ピンポイントで暖めるのに適しています。
こたつのヒーターはどれがいい?石英管とフラットヒーターを実際に使っての比較
フラットヒーター
いまいちなところ
・暖まるのが遅いので、短時間で暖まりたい時には向いていない
よいところ
・熱くなりすぎないので、長時間使用が快適
・火傷の心配がなく安心
・薄くてローテーブルとして使用時も存在感がなくてよい
石英管ヒーター
いまいちなところ
・熱くなりすぎる・・・弱でも熱すぎて入っていられなくなることもある
・気を付けないと火傷しそう
よいところ
・暖かい
・長年使用しても壊れなかった実績がある(我が家では20年以上使用し天板が先にダメになりました。)
実際に使用してのまとめ
私にとっての石英管ヒーターの最大のデメリットが、弱でも熱すぎて長時間入っていられない事で、弱より弱はないのか?!となんども思いました。
買い替えを決断した要因の一つでもあります。
フラットヒーターは暖まるのが石英管より遅くじんわりですが、熱すぎるという事がなく、快適に長時間使用が可能です。
フラット、石英管、ハロゲンヒーターの電気代の違い
こたつのヒータータイプごとの1か月の電気代を以下の表にまとめました。各ヒーターの消費電力とそれに基づく電気代の目安を示しています。
ヒータータイプ | 消費電力 (W) | 1時間あたりの電気代 (円) | 1か月の電気代 (円) |
---|---|---|---|
フラットカーボンヒーター | 約300 | 約8.1 | 約1,458 |
石英管ヒーター | 約300〜600 | 約14 | 約1,458〜2,916 |
ハロゲンヒーター | 約600 | 約18.9 | 約2,700 |
- フラットカーボンヒーター: 消費電力が比較的低く、1か月の電気代は約1,458円と経済的です。
- 石英管ヒーター: 消費電力は300Wから600Wの範囲で、1か月の電気代は約1,458円から2,916円と幅があります。使用状況によって変動します。
- ハロゲンヒーター: 消費電力が高めで、1か月の電気代は約2,700円程度になります。速暖性が特徴ですが、電気代は他のタイプより高くなります。
この表を参考に、使用するヒーターのタイプによって電気代がどのように変わるかを考慮して、こたつの選択を行うと良いでしょう。
まとめ
- フラットヒーターは省エネで電気代が安く、薄型で使いやすいですが、暖まりにくい点に注意が必要です。
- 石英管ヒーターは、じっくりと体を温めたい方に向いていますが、電気代はやや高めです。
- ハロゲンヒーターは即暖性が高いですが、消費電力が大きく、電気代が高くなる傾向があります。
自分の使用スタイルや好みに応じて、最適なヒーターを選んでください。
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